『かさじぞう』
この物語は、
ほとんどの日本人は知っていると思います。
私の子どもが、
保育所のとき、発表会で、
『かさじぞう』を劇でやりました。
ストーリーは、
みんな知っているはずなのに、
最後は、
みんな、涙を流していました。
私は普段、
少々のことでは"涙なんか流さないぞ・・・"
と決意していますが、
なぜか、だめでした・・・
不思議ですよね。
子ども達の演技が上手いわけでもなく、
物珍しい物語でもなく・・・
でも、昔に読んだことのある本も、
年齢を重ねて読み直してみるのは、
また、違った味わいがあるものです。
※ただ、こういう本を読む時には、
ちょっとしたコツが必要です。
最近は"速読"ばやりですが、
こういう本を読む時は、
ゆったりとした時間がある時に、
一字一句、ゆっくり味わうように
読むようにしたほうが、
味わい深いです。
(ふくやまひろし)