2013年3月30日土曜日

『かさじぞう』

『かさじぞう』



この物語は、
ほとんどの日本人は知っていると思います。

私の子どもが、
保育所のとき、発表会で、

『かさじぞう』を劇でやりました。

ストーリーは、
みんな知っているはずなのに、

最後は、
みんな、涙を流していました。


私は普段、
少々のことでは"涙なんか流さないぞ・・・"

と決意していますが、
なぜか、だめでした・・・

不思議ですよね。
子ども達の演技が上手いわけでもなく、

物珍しい物語でもなく・・・


でも、昔に読んだことのある本も、

年齢を重ねて読み直してみるのは、
また、違った味わいがあるものです。






※ただ、こういう本を読む時には、
ちょっとしたコツが必要です。

最近は"速読"ばやりですが、
こういう本を読む時は、

ゆったりとした時間がある時に、
一字一句、ゆっくり味わうように
読むようにしたほうが、

味わい深いです。


(ふくやまひろし)